乳がんは、身体の表面近くに発生するため、「自分でさわって見つけることができるがん」と言われています。一方で、検査をしないとわからないがんもあります。
ここでは、自分で発見できる症状を紹介します。
- しこり
- 皮膚のへこみ
- 乳がんが皮膚に近いところにある場合、皮膚が内側に引っ張られてエクボのようにそこだけくぼんだ状態になる。
- くぼみが小さいうちは、腕を挙げたときにだけ現れることがある。
- 皮膚のただれ、潰瘍
- がんが皮膚まで達し、皮膚がくずれて内側まで見える状態。
- 乳頭のかゆみ、湿疹
- 乳頭からの異常分泌
- 妊娠中や授乳中でもないのに乳頭から分泌物が出てくる。
- 原因としては良性の疾患(乳管内乳頭腫や乳腺症)である場合が多い。
- 血液が混じっている場合は、注意が必要。
- その他、わきの下のしこり、乳房全体の発赤、むくみなど