2008年活動報告

●ピンクリボンキャンペーン in AKITA 2008

セリオンタワー秋田県で初めてのピンクリボン運動の催しである「ピンクリボンキャンペーン In AKITA 2008」を10月26日(日)に秋田港振興センターセリオンプラザにて開催いたしました。キャンペーンに先立ち、ピンクリボン月間である10 月の1ヶ月間はセリオンタワーがライトアップされ、地元新聞でも大きく取上げられました。開催にあたってはゼロからの手探り状態での準備でしたが、ボランティアの方々のご協力や多くのご協賛を賜り、無事成功のうちに終わらせることができました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

当日は地元医師の島田友幸氏、伊藤亜樹氏による講演、無料マンモグラフィ検診、「余命1ヶ月の花嫁」上映会、乳がん自己検診体験コーナー、ピンクリボングッズ販売が行われました。当日はあいにくの雨模様だったこともあり参加人数は大盛況とはいきませんでしたが、参加してくださった方々には乳がん検診受診の大切さを知る有意義な機会であったとの声を沢山いただきました。2氏による講演はそれぞれ「乳がん検診について」と「自己検診のすすめ」についてのお話で、分かりやすくたいへん好評でした。「余命1ヶ月の花嫁」は乳がんと闘って他界された24歳の女性と、彼女を支え「ウェディングドレスを着たい」という彼女の夢をかなえてあげた父・恋人・友人達の胸を打つドキュメンタリーで、もっと多くの人に見てもらいたいとの声をいただきました。自己検診体験コーナーでは模型を初めて触れるかたも多く、興味をもって体験いただけたようです。 初めての試みで準備不足も否めず反省点もありましたが、第一歩を記したこのキャンペーンを第2回、第3回とぜひ継続・発展させていきたいと考えています。そして秋田県の乳がん検診受診率が向上し、乳がんを早期に発見されるかたが増えること、乳がんで亡くなられるかたが減ることを願ってやみません。

秋田県ピンクリボン実行委員会 片寄喜久