自己検診のすすめ

  • まずは、自分の乳房を知りましょう!
    乳房は、正常でも大きさ・硬さ・形・乳頭の形など、一人一人違い、左右差や年齢差もあります。
    はじめのうちは、何日か続け、自分の乳房の状態を覚えましょう。
  • 定期的に、続けることが大切です!
    その後は、月1回を目安に、自己触診を継続してください。
    生理が終わったあと、1週間くらいがベストです。
    閉経後の方は、毎月1回、日にちを決めて行ってください。
  • キーワードは『見る』『さわる』『しぼる』

見る

1.鏡の前で自然に立つ

1.鏡の前で自然に立つ

  • 鏡の前で両手を下げて自然に立ち、左右の乳房の大きさ、乳首に変化がないかチェックしましょう。その後、前かがみになったり後ろにそったりして、くぼみやひきつれがないかチェックしましょう。


2.バンザイをするように手を広げる

2.バンザイをするように手を広げる

  • 次にバンザイをするように両手を広げて乳房のくぼみ、ひきつれがないかチェックしましょう。


さわる

3.円を描くようにさわる

3.円を描くようにさわる

  • 入浴の時に乳房のしこりを調べましょう。
    乳房と反対側の手の指を4本そろえて、指の腹で小さな円を描くように触ります。
  • 石鹸をつけるとすべりがよくなります。
  • 乳頭を中心にうずまき状に動かしましょう。


4.縦横に格子状に手を動かす

4.縦横に格子状に手を動かす

  • 次に、触る方向を変えて縦横に格子状の線を描くように手を動かしてみましょう。
  • 表面をなでるだけではなく、時々圧迫を加え、しこりを探す意識で触りましょう。
  • 乳がんのしこりは一般的に硬く境界がはっきりしないことが多く、痛みを伴わないことが多いです。


しぼる

5.乳頭の周囲をつまむように押す

5.乳頭の周囲をつまむように押す

  • 乳頭の周囲をつまむように押して、分泌物がないかどうか調べましょう。
  • 血液が混ざったものや、茶褐色のものは要注意です。一度受診を検討してください。